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恵方詣で鹿島神宮に参詣

前回記事の続きですが、「建国記念の日」の2月11日、神武天皇元年創建とされる鹿島神宮を参詣しました。お詣りした理由の2つめの理由は、「恵方詣」です。
毎年立春から変わる恵方ですが、今年は「甲の方」が「歳徳」にあたり恵方(あきの方)となります。

年により変わる恵方は10年サイクルで4方向しかありません。
風水でも言えることですが、「東北東の東寄り」というおおまかな方角で無く、自宅からそれぞれの正確な方角について、事前に確認しておくのが良いですね。
私の自宅から、今年の恵方の甲方(寅と卯の間)には、鹿島神宮が遷座されていることで、お詣りしました。

鳥居をくぐり西から東へと参道を進み、右側に拝殿。続いて、参道を進んだ奥の右側に奥宮。
社は通常、参道に垂直に建つことが多いが、ここは北向き社殿。さらにご神体は、社殿内の南西側に東向きに置かれているという。
出雲大社のご神体も、南向き社殿内の東側に西向きに安座しているそうで、この特異な形式に共通性があることから、出雲の神との関係が推測されます。

前回記事で書いたように、鹿島の祭神・武甕槌大神(建御雷神・タケミカヅチ)が、出雲の大国主命(オオクニヌシ)に国譲りをさせた際に、大国主のために造営した社殿の形式が似ているということです。

北向きに建つ拝殿

北向きに建つ奥宮

武甕槌大神は、天照大神や素戔嗚尊(スサノオ)、大国主命よりも年上の神であることからも、鹿島神宮の重要性が感じられます。
そして、鹿島神宮を詣でた理由は、まだあるのです。
これは次回記事にて・・・

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