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佐藤一斎をテーマに8回目の講演

令和6年2月3日(土)は、先週の続きとして、「赤坂歴史講座」[冬期]の第二回として、「佐藤一斎に影響を受けた人々」を紹介させていただきました。
前日は寒い曇り空でしたが、先週の講演時もこの日も、この時期にしては温暖で風も無い好日でした。
ご参加頂いた皆様、関係者の皆様に感謝です。

私自身、佐藤一斎をテーマにした講演は、今回で8回目。資料も内容もかなりブラッシュアップでき、解りやすくお伝えできたかと思います。

前回の講演では、88歳まで生きた一斎の波瀾万丈な生き様を2時間で話すのに工夫をしました。今回も、一斎に影響を受けた人物が、あまりに膨大なため、時間内に収めるための工夫をしました。
しかも弟子や孫弟子が日本全体にとって重要な人物であり、その影響が現代にまで息づいていることで、当然ながら一人々々の詳細に触れることはもちろん、概略も省略せざるをえません。

前回同様に、詳細は配布資料に掲載し、全体像をご理解いただけるよう、それぞれの関係などを紹介しました。
自分の名を残すので無く、考え方や人を育てることを重視したため、本人の知名度は現代でも低いと言わざるをえませんが、一斎の影響は、誰もが気付いていないだけで、日本人全体に浸透しています。
そして、もっとも大切なのは、一斎が伝えようとしたことを理解し、自分はどう生きるかを考え、それを実行することです。
そのためには、まずは自分自身を知ることが不可欠です。
佐藤一斎を理解し、自分自身の生き方に活かす、このための講演は、今後も続けて参ります。

終了後、主催者より、令和6年度も引き続き、赤坂塾歴史講座の講師を担当させていただくことが発表されました。テーマは未定ですが、今後このサイトでも発表しますので、ぜひご参加ください。

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