元旦に大地震、過去にもあった
昨年末に「塾便り(ブログ)」で「令和6年の元旦は特別な日」という記事を掲載しましたが、パワーがあまりに強かったのか、能登半島で震度7を記録する大地震が起きてしまいました。
10日以上経っても行方不明者が多数いて、非力な者には何も出来ず、祈るばかりです。
私見ですが、歴史的に見たところ、残念ながら犠牲者の総数が千名を超えてしまう可能性が高いことを懸念していいます。
2016年4月の熊本地震では直接犠牲者50人(不明1人含む)に対し、関連死は223名(土砂災害5名含む)。
2011年3月の東日本大震災の関連死は3789名。
寒さが厳しくなる1995年1月に発生した阪神淡路大震災の関連死は912名でした。
関連死が少しでも少なくなるよう、政府を中心とした一刻も早い救援・支援を望みます。
私が独自に製作している「日本地震年表」をいろいろと再確認してみました。
約550件のうち北陸で起きた地震が42件ありました。(写真)
ちなみに、元旦(1月1日)に発生した地震は、過去にも複数ありました。
※「理科年表」に記載されている弘化4年元旦(旧暦)の地震は誤記なので注意
昭和59年の元旦に起きた「三重県南東沖地震」では、M7.0という大きな地震でしたが、震源が東南海海域の深さ388kmだったため、紀伊半島ではほとんど揺れずに、東京や千葉で震度4を感じた「異常震域」でした。
当然のこととは言え、地震はいつどこで起きるかわからない。
暦が関係するかは別として、一部の方にはお伝えしている通り、11月上旬以降の大地震・火山噴火の警戒状況は継続しています。
三陸沖のアウターライズ地震とともに伊豆の新島付近の変動も気になります。
そして、今回の地震が起きた要因に関連して、富士山や箱根周辺、浅間山・木曽などの火山活動にも注視していきたいと思います。
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